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エステという仕事に本気で向き合う②
反応は、思った以上に早く出てきました。
思った数倍も炎症がひどくなり
胸から上は真っ赤になり
至る所で潰れて流血してきました。
詰襟にあたると血が出て痛いからと
お母さんがタオルを縫いつけて通学し
終わればサロンに寄りの繰り返し。
男子生徒は、高校3年生。
ちょうど大学受験(頭のいい子でした)の時期。
本当に大変な時でしたが
男子高校生のお母さまも
「根本から改善したい!」
「先生に全てまかせます!」
と言ってがんばってくれていました。
私も、周りの先生方にもアドバイスをもらいながら
サロンケア・ホームケアのアドバイスを
あらゆる方向から行っていました。
『これは、エステでは限界・・・。』
そう感じ始め
全国の医者(ステロイドを抜くことを推奨する)を探し
唯一見つけた大阪のある先生に電話をかけ
2人と一緒に、その病院へ向かいました。
その皮膚科の先生は
今は軽い塗り薬を塗りながら、
数ヶ月後には使わなくなるように
していく方向を提案くださり
『ここ(大阪)と広島で一緒に見ていきましょう!』
そう言ってくださいました。
最終的には、薬を使うこともなくなり
お肌は、赤みもニキビもなくなり
健康的なお肌に戻りましたが
1~2箇所、瘢痕が残りました。
「私の判断(お医者に連れて行く)がもう少し早ければ・・・。」
今でも自分の安易な過信による
判断の遅さを反省しています。
そして、
私の行っている美容(エステ)という仕事は
もっともっと真摯に向き合わなければいけない
医療レベルの仕事をしているのだと気づきました。
『セラピストは人の肌に触れる仕事』
『セラピストは人の心に触れる仕事』
『セラピストは決して過信してはいけない』
『セラピストは心も身体もケアしていく仕事』
彼との出会いで、
より一層学びを深めていき
東洋医学の分野も学んでいきました。
①建築業界へ
②とりあえずの道
③エステ業界へ入ったきっかけ
④デビューまでの道のり
⑤自分のサロンをオープン
⑥エステという仕事に本気で向き合う①